• 徳増浩司のブログ (Blog by Koji Tokumasu)

釜石から届いたメール(岩手県立大学2年・堀切友裕くん)

「お久しぶりです。釜石の堀切です。 未だ新型コロナウイルス感染症の終息の兆しが見えない状況が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」

こんな書き出しのメールが届きました。2019年当時、釜石高校の3年生で、現在は岩手県立大学総合政策部2年生の堀切友裕君です。『君たちは何をめざすのか』でも紹介させていただきました。ちょっと長い引用になりますが、届いたメッセージを転載させていただきます。

「今日は、徳増さんにご報告したいことがあり、ご連絡致しました。 「釜石のために何かしたい」 「釜石シーウェイブスに何か貢献したい」 「ラグビーに貢献し恩返しがしたい」 ラグビーワールドカップの後、徳増さんに想いを伝えてから約2年が経ちましたが、 あの時から想いは変わりませんでした。 そして現在、私は「釜石シーウェイブス」でインターン生として活動させて頂いております。 このチームを知れば知るほど、チームが好きになり、応援したい気持ちが日に日に増しております。

もっと多くの人が応援したいと思えるようにすることが私の役目だと思っております。 そのため、インターンシップの活動では、主にInstagramを活用してチーム・選手の”魅力”を発信していきたいと考えております。 このほど、インターン用のInstagramを開設致しましたので、お時間のある時にご覧になってください。 釜石シーウェイブスに良い影響を与え、少しでも成果を残せるよう努めてまいります!

https://instagram.com/k_sw_intern_2022?utm_medium=copy_link

このインターンシップの大きな目的は、「観客数を増やすこと」です。 私のやることは「それが観戦客増大につながるの?」という内容かもしれません。しかし私は、ただ人を増やせば良いとは思っていません。私は、「社員選手」にフォーカスした投稿をメインにしていきたいと思っております。

社員選手に注目してみると意外と身近にいるものだと思いました。実際に選手が働いている姿を見ると、ラグビーだけでなく、働くことを通して、地域を支えて下さっているんだと思いました。 これは、地域密着型の釜石シーウェイブスの魅力の1つでもあると思います」。

・・・このよう堀切君のラグビーにかける熱い気持ちが伝わってくるメッセージでした。何という大きな変化でしょう。

今読み返すと『君たちは何をめざすのか』の中で、彼は当時こう書いていました。「ラグビーに対する印象はラグビーワールドカップが開催されるまではよくありませんでした。「痛そうだからやりたくない」「見てもつまらない」そのため、地元・釜石での試合開催が決まっても「どうせ少ししか盛り上がらないだろう」と嬉しさは込みあげてきませんでした・・・。

その堀切君が今や、インターン生になってラグビーの素晴らしさ、地元チームの釜石シーウェイブスの魅力を伝えようとしている。

これをラグビーワールドカップのレガシーと言わずして何と言おうか。私は嬉しさがこみあげてしばらくその場で動けなくなってしまいました。がんばれ、堀切君!みなさんもぜひ彼のインスタをフォローして釜石シーウェイブスの盛り上げに一緒に参加しませんか! #釜石シーウェイブス #君たちは何をめざすのか