今週からは、年齢別・学年別のスキルなどについて考えてみたいと思います。まずは幼児クラスから。
渋谷インターナショナルラグビークラブでも、当初は小学生までで活動していましたが、少しずつ幼児を受け入れるようになり、現在は4歳になったら入会できるシステムにしました。最近になって、幼児クラスへの希望者が特に急増し、中には「まだ4歳にならないけど、無理でしょうか?」という問い合わせもある中、現在はお断りしている状態です。
幼児はまだ習い事などが少ないからなのか、幼児クラスの希望者がこれほど多い理由はさておき、幼児の週一回のカリキュラムはどんなものがいいかというのが今日のテーマです?ほとんどのラグビースクールでは「ラグビーボールで楽しく遊ぶ」というような表現で、「ラグビー」というスポーツを始める前の段階という位置づけが多いようです。
日本ラグビー協会でも「小学3年生からはミニラグビー」「小学2年生以下(U8)はタグラグビー」と規定しながらも、特に幼児に特化した資料は協会のサイトなどからも見つかりませんでした。こちらは、タグラグビーの一般サイトです⇒https://www.tagrugby-japan.jp/
そこで、今回は、考えるヒントとして今日の渋谷インターナショナルラグビークラブの練習メニューからいくつかを紹介したいと思います。
指導を担当するのはウェールズ出身のパトリックさん。まずは、Trainということで電車を想定して列を作り、そこから丸く並ばせます。
スキーをしながら、左右に回転するイメージのウォーミングアップ。パトリックさんは、季節に応じていろいろなスポーツの動きをアップに取り入れるそうです。今は冬なのでとりあえずはスキーとうことで。
スキーをして、小さなうねりをジャンプして跳び越えたり、途中で突然、熊(コーチ)が登場して、それをみんなで追い払ってスキーを続けるなど、動きの中にストーリー性を入れているところが面白いです。
突然現れた巨人(お手伝いの高校生)を相手にみんなで協力して押し込んでいくプレー。
このあと、ラグビーボールを使ったスキル練習に入りましたが、今回はまずここまでとさせていただきます。練習動画を何かのヒントにしていただければと思います。