子どもたちが「いつでも気楽に、おもしろく楽しいラグビー」ができるための環境をつくり、ラグビーを通じて、現在から未来へ向けて成長していける体験を大切にしたい。
子どもたちのグローバルコミュニケーション力を高めて、ラグビーを通じて世界中に友達を作るための活動をする。
好きな言葉=「エンジョイとは、自分の好きなことに思い切り打ち込むこと。何ごとにも、失敗もエンジョイできるくらいの気持ちで取り組みたい」
1952年生まれ。東京都立秋川高等学校卒。1970年、国際基督教大学教養学部教育学科に入学、ラグビー部に所属。卒業後、1974年、福岡の西日本新聞社編集局に入社した。仕事のかたわら、日曜には現地の草ヶ江ヤングラガーズで子どもたちの指導にあたっていたが、1975年秋に花園ラグビー場で日本代表と対戦したウェールズ代表の試合に感動して、1977年にウェールズに渡航。当初は2週間の滞在予定が、現地でカーディフ教育大学に在籍し、同大学ラグビー部でプレーするなど2年間生活。ウェールズ・ラグビー協会でラグビーのコーチングを学んで1979年秋に帰国。
1980年茗溪学園中学校高等学校に英語教諭として赴任。8年間の中学部の監督を経て1988年に高校部監督へ。1989年に全国高等学校ラグビーフットボール大会で全国優勝(同時優勝)、翌年はベスト4へ。
1994年に日本ラグビーフットボール協会に入り、国際部、広報部を設立。2003年から「ラグビーワールドカップ」日本招致事務局長として6年間にわたり招致活動を担当。2009年にRWC2019日本大会の招致に成功する。その後、2014年より、ラグビーワールドカップ2019組織委員会・事務総長特別補佐として大会準備・運営を担当する。
2011年から4年間に渡り、日本ラグビーフットボール協会理事、およびアジアラグビー協会選出のIRB(現ワールドラグビー)理事。2015年から17年にかけてアジアラグビー協会会長を務め、日本とアジア各協会の交流に奔走。2018年にはアジアラグビー協会より「特別功労賞」を受ける。
2017年に日本と海外の子どもたちが英語でラグビーを楽しむ「渋谷インターナショナルラグビークラブ」を創設。2018年より神田外語大学客員教授に。2020年9月には、英国ウェールズ政府特使に任命される。2021年より、近郊の小中学校を訪問して、外国人コーチとともに英語でタグラグビーの指導をする学校訪問プログラム”ENJOY TAG”を始める。
現在は、一般社団法人・渋谷インターナショナルラグビークラブの代表理事を務める。
これまでの主な役職
2011-15年 公益財団法人・日本ラグビーフットボール協会理事
2011-15年 ワールドラグビー理事(アジアラグビー選出)
2014年-19年 公益財団法人・ラグビーワールドカップ2019組織委員会 事務総長特別補佐
2015-17年 アジアラグビー協会会長
2020年 英国ウェールズ政府特使
『君たちは何をめざすのか~ワールドカップワールドカップ2019が教えてくれたもの』(2020 年・ベースボールマガジン社)
『ラグビー もっとも受けたいコーチングの授業』(2018年・ベースボールマガジン社)