本日をもってRWC2019組織委員会を退職することになりました。ワールドカップの招致を始めた2003年から、16年にわたる長い旅路を終えました。
この16年間は自分の頭の中に「ワールドカップを日本へ!」という枕ことばがずーっとあったので、それがない自分というのがどうなるか、想像もできませんでした。
それで今の心境はというと?実はまだワールドカップが終わった実感がしないのです。大会開催中は運営が気になり、まだじっくり一試合一試合を見ていないので、もう一度最初から最後まで、いろいろなことを思い出しながら、ゆっくり味わってみたいです。
そして、今でもまだ大会が開催されている夢を時々見てしまいます。ラグビーワールドカップがもたらしたインパクト(衝撃)は自分の中にそれほど大きいものでした。
大会前にいろいろ講演をやりましたが、最後にいつも一枚のパワーポイントをお見せしました。「私の願いは、大会が終わったあと、『ラグビーワールドカップが日本に来て本当によかった』と一人でも多くの人が言ってくれることです」。そして、幸いなことにそうなってくれました。
さて、明日からどうするか?ずっとラグビーワールドカップのことばかり考えていてたので、何も考えていません。そのうち、やることが決まったら、本欄でご報告したいと思います。
時に落ち込むこともありましたが、みなさんの「いいね」やコメントを読ませていただき、私もここまでがんばれてこれました。ご支援、ご声援、本当にありがとうございました。😭😭😭