ただただ、関係者のみなさまに「ありがとうございます」という言葉しかでてきませんでした。
高校生のクラブチーム「渋谷コルツ」が昨日、東京都の高校セブンズ(7人制)大会に始めて出場しました。このような機会がなければ、一度も公式戦に出場することがないまま、高校生活が終わってしまうプレーヤー達でした。
正確に言えば、登録の12名に入れなかった高3生、グラウンドに立てなかった高3生もいましたが、ある者はウォーターボーイとして、ある者は、インスタでライブストリーミングを流す係として、ピッチの外で「参加」しました。たとえグラウンド外であっても、メンバーのひとりとして、公式戦に参加できたという貴重な体験、その一体感は、今まで私たちが味わったことがないものでした。
この写真は第1戦、対明大八王子高校戦のキックオフに向けて、メンバーたちがグラウンドに足を踏み入れていくときのものです。私は最初にこの1枚を撮影しただけで、あとは夢中になってずっと最後まで行方を見守っていました。「夢中になる」とは、こういう時に使う言葉だと思いました。まさに夢の中にいる気持ちでした。
選手達はがんばりを見せ、2次リーグへの進出が決まりました。(26-12 対明大八王子、24-7 対府中西)
たとえば、5年後、私たち以外の複数の高校クラブチームもこの大会参加して、高校ラグビーがますますにぎやかになっていく姿を想像してみました。昨日の出場がそんな時の第一歩になってくれればいいなと思いました。
このたびは、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。#渋谷インターナショナルラグビークラブ