高橋書店の「5年日記」を、かれこれ20年近く使っています。きっかけは、久しぶりに誰かに会った時に「前にいつ会ったんだっけ」とか、どこかに行った時にも「前にいつ行ったか」思い出せないことがあったことからです。書き出したのが2003年の1月。ちょうどラグビーワールドラグビーの招致活動を始めた年だったので、この日記のおかげで、招致活動の大きな流れを記録することができました。
一番、よく使う機能は「1年間の自分」。たとえば、1年前の今日の日記を見ると、そのころ「緊急事態宣言」でStay Homeが言われていて、フェイスブックで、腕立てをして動画をアップ、次の人に回すみたいなことが行わていて、私は腕立ての代わりに、テラスでダンベルを上げていました。この「1年間の自分」機能で、自分がこの1年間でどのくらい成長したかが、よくわかります。
そんな私が、最近書いたのが「未来日記」です。今年の4月1日に、2022年の4月1日の自分を想像して書きました。これは別ノートに書いたのですが、こんな感じです。「今日は2021年の4月1日。この1年で、なんとか目標だった「学校訪問プログラム」の20校をやっと達成することができた。・・・」とまあこんな感じで、自分が達成したい目標を書きますが、それと同時に、やらなければよかったこと、疲れ果ててしまったことなどをできるだけ具体的に書いて、列挙します。今度はそれをリストアップして、「今の自分」の毎日のチェックリストにします。「なにをやるか、やらないか」の判断基準にするわけです。この「未来日記」。前は5年先、10年先についても書いたものですが、もう私も、体を動かせる時間がだんだん限られてきたので、最近は1年先に向かって書くのがちょうどいい感じですね。