• 徳増浩司のブログ (Blog by Koji Tokumasu)

釜石にも広がってほしい・・『英語でラグビー』の輪

「手書きの名刺しかないんですが・・」と、渡された名刺には、とても丁寧な字で「釜石ローカルベンチャー・細江絵梨(ほそえ・えり)」と書かれていました。

1月21日に昭和女子大学のグラウンドで行われた『英語でラグビー』教室。「ぜひ一度見学させていただけませんか?」というメッセージをいただいていて実現した細江さんの訪問。

東京出身の細江さんは、釜石へ移住して半年。2019年にラグビーワールドカップが開催される釜石で、スポーツや郷土芸能、防災などを通じた交流、世界と相互の関係を築いていくことができないだろうかと、現地で5人の仲間たちと日々模索しているそうです。

「人口減少が進む地方都市でもいろいろな価値観に触れる機会を作り、いろいろな人たちが交わり合う地域づくりができればいいなと思っています」。

「ラグビーは、初心者でも参加しやすい競技だということを、私自身最近学びました。 そのラグビー交流を通して、英語も学ぶことができたら、こんな楽しいことはないのでは、と思っています」という細江さん。「今日見た子どもたちは、みんなとってもイキイキと楽しそうに、積極的に動いていました。 こんな光景を、釜石でも見たい・・・ぜひ、実現させたいです!」。

細江さんのお話を聞いて、この教室のノウハウが、ぜひとも何らかの形で、釜石での教室実現にお役に立てたらいいなと思いました。

『英語でラグビー』は、昨年の11月にはすでに静岡の袋井市でも市の国際交流事業の一貫として、開催されました。この時には、メインコーチのロイさんと私が現地に出向いて、ラグビーを経験したことのない市内の小学生50名を対象に、教室をやりました。できるだけ、シンプルな英語を使いながら、ラグビーの基本プレーが楽しく身につけられるためのカリキュラムを、目下作成中です。

『英語でラグビー』が2019年までに、全国各地で国際交流プログラムのひとつとして広がっていくことができれば、大変うれしいことです。