<「英語でラグビー教室」レポート>
“Head, Shoulders, Knees…”
都立青山高校のグラウンドに、23日の朝、とつぜん大きな英語の声が響きました。イングランド協会公認コーチ、ロイさんの指導で行われた第1回目の「英語でラグビー教室」。
先日、本欄でこのイベントを紹介したところ、すぐに小学1年生から中学3年までの20名の応募がありました。4名の方が急用等で欠席となりましたが、16名の子どもたちが、初のトライアルに集まりました。
ラグビーをしながら90分間、次から次へとまるで英語のシャワーを浴びるようなユニークな体験。セッションが終わったころには、確かに自分のヒアリングも上達したような実感がありました。
ロイさんのプログラムには、しっかり英語を聞いていないと参加できないゲームあそび的な要素があり、参加者は最後まで集中力を欠くことなく、「ラグビー+英語」をエンジョイしました。この日に使った簡単な英語を少しでも定着させるために、練習後には簡単な英語のワークブックも配布しました。
今回はコーチのアシスタントとして、RWC2019組織委員会所属の元ラグビー選手、柏原元さん、五十嵐健介さんらも、子どもたちに混ざって練習に参加。また、「ラグビーが大好き!」という2017ミスユニバース神奈川代表の白濱絵里奈さんも、特別参加してくれました。
こうやってトライアルを終えてみると、最初から最後まで英語だけでも、かなりのレベルでラグビーのセッションができること。「集中力」という観点からも、ふだんの日本語でのセッションとは違った“楽しい緊張感”のようなものが生まれてくることがわかりました。
参加者のみなさんからも好評だったため、今後はこの「英語でラグビー教室」を、定期的に開催していきたいと思っています。RWC2019の日本開催を2年後に控え、「英語でラグビー」は、きっと世界に新しいラグビー友達を作るためにも、大切になってくるでしょう。
今後の予定等ついては、また追ってこの欄で紹介させていただきます。