<子どもたちに“おもしろい”ラグビーを⑨>
先日は「ラグビーパークジャパン」のラグビー教室を訪問してきました。「ラグビーパークジャパン」は、2010年に元日本代表の川合レオさんが設立したラグビー普及をメインとしたスポーツ事業です。
ちょうど4年前にも、藤沢で行われた「放課後プログラム」を視察する機会があり、その時に初めて川合レオさんのコーチングを見せていただき、とてもインスパイアされた記憶があります。レオさんの指導はあくまでやさしく柔軟で、子どもたちがとても楽しそうに、伸び伸びとプレーしていました。
今回訪問したのは、平日の夕方に行われているラグビー教室で、会場は田園都市線の鷺沼でした。
17時から小学生3-4年、18時から5-6年、そして19時過ぎから中学生の部という3部構成。指導者は、川合さん以外に、イングランド出身のロイさんが加わり、いわゆる“ペアーコーチング”というスタイルで、20数名のグループを二つに分けて、同時間に別々のメニューを行うというキメの細かい指導。子どもたちを飽きさせないように、ほぼ5-10分単位くらいで次々とメニューが紹介されていきました。
この日の仕上げは、コンタクトを伴わないラック式のタッチラグビーがメインでしたが、この段階で「オフロードパス」を強調していたのは新鮮でした。レオさんは、「前に出れないとわかるとすぐにラックにしてしまう傾向があるので、前に出るオプションのひとつとして入れています」と説明してくれました。
アシスタントのロイさんは、「英語でやるラグビー教室」も企画中とのこと。私もウェールズ滞在中、教育実習で、現地の中学生に英語でラグビーを教える貴重な経験をさせていただいたことがあります。英語でスポーツ、英語でラグビーは、おもしろい企画だと思います。
「ラグビーパークジャパン」は、それなりの受講料を払っての参加となりますが、ここに来れるのは、とてもラッキーな子たちだなと思いました。詳細は、ウエッブサイトをご覧ください。https://www.rugbypark.jp/